受験エリートと柔術 その2
前回記事を書いてから大分間が空きました。
受験エリートとは、試験を突破するための努力を言われた通りに実施することに特化した人間と定義しました。
さて、ここで受験エリートと柔術の関係について私の考えを述べたいと思います。
受験エリートは淡々と努力を続けられるので、筋トレは得意でしょうし、ランニングなど日々の努力には適性があると思います。
一方で柔術とは最短経路で強くなるためには日々の練習量もさることながら、戦略的に練習する必要があります。
具体的には自分の出きること、出来ないことを客観視して分類・分析し、弱点をつぶしていく。その過程では今まで培ったものを捨てることもある、格下の選手にスパーリングでいいようにやられることも必要になるかもしれません。自分なりに工夫をしながら、できることをのばし、できないことをつぶしていくことになります。
その過程ではインストラクターからのインプットだけでは足りませんので、知識を獲得しにいく必要に駆られます。
必要なのは自発性のある工夫です。
私は受験エリートのため、自発性のある工夫が本当に苦手です。苦手ながらも柔術を通じて自発性のある工夫という思考を少しずつ養っていけてるのだと思っています。まるでリハビリのように。